吉見 6回まで2安打無失点も7回踏ん張れず「次、頑張ります」

[ 2013年4月16日 21:47 ]

7回、ヤクルトのバレンティン(左)に逆転2ランを浴び、ぼうぜんとする中日・吉見

セ・リーグ 中日2―5ヤクルト

(4月16日 神宮)
 中日の吉見は6回までわずか2安打と文句のない内容だった。崩れたのは7回。先頭の畠山を安打で出し、続くバレンティンに外寄りの134キロを右中間席に運ばれ、逆転を許した。打球の行方を見つめた吉見は「一番投げてはいけないところに投げてしまった」と悔やんだ。

 右肘の張りで6日に出場選手登録を外れたが最短の10日間でマウンドに戻ってきた。持ち味の内外に投げ分ける制球は健在だったが、終盤に致命的な一発を浴びた。今季まだ白星のないエース右腕は「切り替えて次、頑張ります」と淡々とした表情で引き揚げていった。

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2013年4月16日のニュース