吉見 最短で復帰!「3度目の正直」は勝率100%

[ 2013年4月16日 06:55 ]

リラックスして練習をする吉見

 右肘の張りで6日に出場選手登録を抹消されていた中日の吉見一起投手(28)が16日、ヤクルト戦(神宮)の初戦に先発する。

 ここまで2度の登板では0勝1敗ながら、過去2年間、3戦続けて白星を逃したことのない「スーパーエース」が本領を発揮する。

 15日はナゴヤドームで調整。7回1失点の力投も勝ち負けがつかなかった3月29日の開幕・DeNA戦時と同様、登板前日は無言を貫き、集中力を高めた。右肘の状態も良好で、予定通り抹消から最短10日間で1軍に復帰。今中投手コーチは「ケガしたわけじゃないし、ここで投げることを計算して抹消したから」と説明した。

 一昨年が18勝3敗、昨年が13勝4敗と圧倒的な勝率を誇る吉見。黒星先行となったのは予想外だが、10日間で微調整は完了。球界でもっとも「勝てる」投手が本来の勇姿を見せつける。

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2013年4月16日のニュース