巨人雪辱!阿部の3ランで逆転勝利!東京Dで10戦負けなし

[ 2013年4月16日 20:56 ]

<巨・神>3回1死一、三塁阿部が右越えに逆転3ランホームランを放つ

セ・リーグ 巨人4―2阪神

(4月16日 東京D)
 今季東京ドームで8勝1分けと無敗の巨人は16日から阪神との3連戦。前週の甲子園での3連戦では1点も取れず2敗1分けに終わったが、この日は巨人が3回に阿部の3ランで逆転。投げては宮国が8回2失点で今季初勝利を挙げた。巨人は4連勝。これで今季の東京ドームの10試合で9勝1分けと負けなしだ。

 9日の対戦同様巨人は宮国、阪神が能見が先発のマウンドに上った。

 初回、阪神は西岡の安打と大和の死球で無死一、二塁とし、鳥谷の遊ゴロに寺内の一塁悪送球が絡み先制した。その裏、巨人は3人で攻撃を終えた。

 2回には巨人は1死からロペスが二塁打、ボウカーも左前打、村田はストレートの四球で1死満塁。だが、大田はフォークを引っかけ三ゴロ、宮国は空振り三振で、阪神の対巨人戦は37イニング連続無失点となり、球団新記録となった。

 3回、阪神は2死から鳥谷が四球、マートンが左前打、福留も四球を選び満塁とし、新井貴が開幕戦以来の適時打となる右前タイムリーを放ち加点した。

 その裏、巨人は長野の二塁打と寺内の中安打で無死一、三塁とした。坂本は一邪飛に倒れたが、阿部が逆転の2号3ランを右翼席に叩き込んだ。巨人は対阪神戦38イニングぶりの得点となった。阿部は「クイック(モーション)に差し込まれたけれど、うまく押し込めたよ」と喜んだ。

  能見は2試合連続完封なら日本人投手としては79年の小林繁以来34年ぶり、また他球団をはさまず2戦連続で巨人戦に登板しての連続完封となれば、1968年の江夏豊以来、実に45年ぶりとなる快挙に挑んだが、達成はならなかった。

 4回、宮国は初めて3人でピシャリ。その裏、巨人は大田が左前打と犠打で二塁に進み、パスボールで三塁に進むと長野の左前適時打で加点した。長野は「詰まった分、いいところに落ちてくれました。追加点が取れて良かったです」とコメント。

 5回、6回はともに3人で攻撃を終え無得点。

 7回、阪神は藤井彰に代え坂、能見に代え日高を代打に送るがこの回も3人で攻撃終了。その裏から加藤がマウンドに上がった。

 阪神は8回も3人で攻撃終了。4回から、立ち直った宮国の前に1人走者を出すことができなかった。

 9回、巨人は西村がマウンドに上がった。阪神は1死から新井貴が左安打で出塁したが、コンラッドは見逃し三振。この日、左太もも裏の肉離れから1軍に復帰した新井良を代打で送ったが、投ゴロで万事休した。

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