広島・松田オーナー 大竹慰留宣言!幹部候補を明言

[ 2013年4月16日 06:00 ]

17日のDeNA戦で2勝目を狙う広島・大竹

 広島の松田元オーナーが、14日に国内FA権を取得した大竹について「当然、引き留めるよ」と全力で慰留する考えを表明した。

 広島の松田元(はじめ)オーナー(62)は15日、入団12年目で国内フリーエージェント(FA)権を取得した大竹寛投手(29)について「当然、引き留めるよ」と明言。先発ローテーションの一翼を担う右腕の流出阻止へ、球団として全力で慰留する考えを表明した。

 松田オーナーはこの中で、本格派からモデルチェンジした大竹の技術はもちろん、人間性も高く評価。「かたくなで怒りっぽかった男が、故障で辛抱することを覚えた。言動も立派になった。苦労の度合いだが、今の状況ならいいコーチになれる」と話し、幹部候補としての期待感も示した。

 大竹はこの日、17日DeNA戦(マツダ)先発に向け本拠地で調整。野村の出場選手登録抹消に伴い、先発が足りない状況だが「マエケンやバリントン、ボクが結果を出し、かつ若手が好投すればチームは勢いづく。責任と自覚を持って投げたい」と今季2勝目に意欲を見せた。

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2013年4月16日のニュース