日立AMS・厚木 5年ぶりV!入社3年目の不破がMVP

[ 2013年4月16日 06:00 ]

<日立AMS・厚木・大陽ステンレススプリング>優勝を飾った日立AMS・厚木ナインは佐野監督を歓喜の胴上げ

 白龍旗争奪野球(スポニチ後援)最終日は15日、東京ドームで準決勝2試合に続いて決勝が行われ、日立AMS・厚木(自動車)が大陽ステンレススプリング(電子・通信)を5―2で下し、5年ぶり5度目の優勝を飾った。日立AMS・厚木には白龍旗などが贈られ、最高殊勲選手賞には不破卓哉外野手(25)が選ばれた。

 日立AMS・厚木の5年ぶり優勝の立役者は、1番・不破だった。2回1死満塁から、先制の右前2点適時打。大会通算では打率・385、3打点とし、最高殊勲選手賞に輝いた。「入社3年目なので僕にとって初めての優勝。MVPまでもらえてありがたいです」と昨年の首位打者に続くタイトルに笑顔を見せた。3―0の6回には、先発の上野が連打を浴び一時は1点差まで迫られた。しかし1死二塁のピンチで登板したエース・阪口が二塁走者をけん制で刺し、ピンチを脱出。「全力で一人一人抑えることだけ集中した。粘って勝てたことが良かった」。投打の中心2人の活躍に佐野賢三監督は「不破は積極的に打ってくれたし、阪口は結果で応えてくれた」と称賛していた。

◇表彰選手◇ 

最高殊勲選手賞 不破 卓哉(日立AMS・厚木)
敢闘賞 横田 敬介(大陽ステンレススプリング)
首位打者賞 坂野  学(日立AMS・厚木)15打数7安打.467 
最優秀監督賞  佐野 賢三(日立AMS・厚木)
優秀監督賞 須田 典明(大陽ステンレススプリング) 

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