プロの兵庫が女子ジャパンカップ初優勝!MVPは植村

[ 2012年10月29日 18:04 ]

4安打完封した兵庫の大田

 プロとアマチュアチームが女子硬式野球の「日本一」を争う第2回ジャパンカップ最終日は29日、京都市のわかさスタジアム京都で行われ、女子プロリーグ勢同士の決勝で兵庫が京都を2―0で下し、初優勝した。昨年の第1回大会は埼玉栄高が制しており、プロの優勝は初めて。兵庫はこの日の準決勝でプロの大阪に6―1で快勝。決勝は1回に2点を先制し、大田が4安打完封した。最優秀選手には今大会2勝を挙げた兵庫の植村が選ばれた。

 日本女子プロリーグ3年目で初めて優勝なしに終わった兵庫が同じプロの大阪、京都を下して初優勝した。完封で人生初という優勝投手になった大田は「無冠では終われなかった」と安堵した。

 3回まで毎回走者を出したが、4回から無走者でもセットポジションで投げ始めると制球が安定した。自らのひらめきで立ち直り、以後は1安打のみ。「形を変えるのは逃げるようで嫌だけど、負けられない試合だったので」と頬を緩めた。

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