渡辺監督 グラウンドで泣くな指令「プレーに影響する」

[ 2012年10月29日 06:00 ]

昨季、ソフトバンクとのCSファイナルS第3戦で悔し涙を流した西武・涌井

 「骨太改革」の第1弾は、グラウンドで泣くな!終盤の失速が響いて2位に終わり、来季は骨太なチームづくりを目指すことを宣言した西武の渡辺監督が、精神面の改善を訴えた。「最近泣く選手が多いけど分からないなあ。男は泣くなって。感情の起伏があるとプレーに影響する。泣くヤツはいらん」と言い切った。

 今季は9月18日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で4回3失点と打ち込まれた菊池が自身のふがいなさからベンチ裏で涙。昨季もソフトバンクとのCSファイナルS第3戦(同)で127球を投げ抜きながら敗れた涌井がマウンドで悔し涙を流した。渡辺監督は「俺が泣いたのは、08年のリーグ優勝とオグリキャップ引退レースだけ。俺は(近鉄の)ブライアントにホームランを打たれた時も泣かなかったぞ」と、現役時代の自身の話を持ち出してまで力説。「男が泣くのは親が死んだ時だけだよ」と言った。獅子再生へ、来季は強い男の集団をつくり上げる。

 ▽渡辺監督のブライアントからの被弾 近鉄、オリックス、西武がし烈な優勝争いを展開していた89年10月12日、西武―近鉄のダブルヘッダー第1試合(西武)で、ブライアントは先発・郭泰源からソロ、同点満塁弾と2発。そして同点の8回、渡辺監督がワンポイントで登板も、右翼への勝ち越し弾を浴びた。マウンドでは左膝をつき、ぼう然と打球の行方を見つめた。指揮官は引退会見で、最も印象に残った場面にブライアントの一発を挙げた。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2012年10月29日のニュース