摂津 少なかった完投数…村田兆治氏は「該当者なし」貫く

[ 2012年10月29日 17:58 ]

「沢村賞」選考委員会

 田中、ダルビッシュの2人が全7項目の基準を満たした昨年とは違い、クリアした投手のいなかったことしの選考委員会は「議論百出」(土橋委員長)だったという。村田兆治氏は「沢村賞は名誉、地位がある。連盟表彰もあるし、該当者なしを貫いた」と話した。

 摂津は完投数が3と少なく、投球回も200回には足りなかったが中継ぎ、抑えとの分業制が進んだ今の野球ではやむを得ない側面もある。堀内恒夫氏は「基準が厳しいのかもしれない。過渡期にきていると思う」と指摘した。

続きを表示

2012年10月29日のニュース