中日4位の早大・杉山 3冠王獲得「大きな財産です」

[ 2012年10月29日 06:00 ]

<早大・慶大>首位打者賞のトロフィーを手に3冠ポーズで笑顔を見せる早大・杉山

東京六大学野球最終週第2日 早大6―3慶大

(10月28日 神宮)
 早慶戦2回戦が行われ、早大が慶大を6―3で下して連勝した。中日からドラフト4位で指名された早大の杉山翔大(しょうた)内野手(4年)は2打数無安打で負傷交代したものの、打率・389、15打点、2本塁打で戦後13人目の3冠王を獲得した。同じく中日から1位指名された慶大・福谷浩司投手(4年)は4番手で登板。5回を4安打2失点(自責2)で最優秀防御率のタイトルを逃した。

 大きな勲章を手に入れた杉山の表情は充実感に満ちあふれていた。

 「大学で4年間試合に出させてもらって、ここまでやってこられて成長したなと思う。大きな財産です」

 1回戦を終えた時点で既に3部門で全てトップ。試合を欠場しても3冠王は確定していた。だが、岡村猛監督は「そういう話はしなかった」と名門の主砲として変わらず「4番・一塁」で先発させた。1打席目で右飛に倒れ、迎えた3回。三ゴロで一塁へ全力疾走した際にシーズン途中から張りがあった右太腿裏に強い痛みが出た。ベンチ裏で治療を受けて一度は守備に就いたが、ベンチから飛びだしてきた岡村監督に促されるように途中交代。結果的に2打数無安打で法大・多木の・381を8厘上回った。

 中日でチームメートとなる慶大・福谷との最後の対戦もかなわず「最後まで出て結果を出して(3冠王を)獲りたかった」と悔やんだ。そしてプロでの活躍を誓った。「歴代の3冠王の方は(プロでも)活躍されている方が多い。これからそういう選手になりたい」。中日では福谷とともに即戦力ルーキーとして大暴れする。

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