大谷以上の衝撃 ツインズスカウト断言 藤浪は「もちろん欲しい」

[ 2012年9月2日 09:54 ]

<台湾・日本>2安打13奪三振で完封勝利を挙げた藤浪

18U世界選手権1次ラウンド 日本2―0台湾

(9月1日 蚕室)
 甲子園大会で史上7校目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(3年)が前回優勝の台湾を相手に13三振を奪い、わずか2安打に抑え込んだ。

 同投手はこれで今夏の甲子園準決勝の明徳義塾(高知)戦、決勝の光星学院(青森)戦に続いて3試合連続での2安打完封勝利。視察に訪れたメジャー12球団のスカウトは、大谷以上の衝撃を受けた様子だった。

 ヤンキースのデニス・ウッディー・スカウトが「まだ若いし鍛えればもっといい投手になる。継続してチェックしていきたい」と言えば、ツインズのマイク・ラドクリフ・スカウトは「獲得できるなら、もちろん欲しい」。藤浪は今後の進路について、現時点で国内プロ球団が第1志望だが、海を隔てた争奪戦に発展することは間違いない。

 ▼レイズ ティム・アイルランド・スカウト 大谷と比べてどちらがいいとは言えないけど、体も大きくて制球もいい。速球とスプリットが良かった。

 ▼パイレーツ トム・ギレスピー・スカウト スライダーの制球がいい。メジャーでも活躍できるんじゃないか。

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2012年9月2日のニュース