イチロー四球で逆転呼んだ「何が起こっているのか分からなかった」

[ 2012年9月2日 07:51 ]

オリオールズ戦の勝利をスウィシャー(右)と喜ぶヤンキースのイチロー

ア・リーグ ヤンキース4―3オリオールズ

(9月1日 ニューヨーク)
 ヤンキースのイチローは1日、ニューヨークでのオリオールズ戦に「9番・左翼」で先発して中堅も守り、2打数無安打だった。内容は二ゴロ、中飛、四球で、打率は2割6分6厘。チームは4―3で勝った。

 イチローは2―3の7回2死一、三塁で四球を選んで満塁とし、逆転勝ちにつなげた。ジーターの押し出し四球で追いつき、二塁走者の時に遊ゴロ失策で勝ち越し点が入ったが、イチローは「あそこへの打球は僕だけ見えないので何が起こっているのか分からなかった。結果的にエラーだったというのは後から知った」。

 中堅手グランダーソンが右太腿の張りを訴えたため中堅も守ったが、イチローは「ショートをやれ、と言われているわけではないので」と淡々と話した。

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2012年9月2日のニュース