石井 4年ぶり10勝「そろそろ引き際だと思って…」

[ 2012年9月2日 06:00 ]

<西・ロ>20セーブ目をあげた西武・涌井(左)と10勝目を挙げた石井は、それぞれお互いの数字を手でつくり笑顔を見せる

パ・リーグ 西武4-2ロッテ

(9月1日 西武D)
 西武の石井が7回5安打1失点の力投で08年以来4年ぶりの2桁勝利。「シーズン前に(ローテーションの)4番手、5番手が10勝すればいいところにいくと思っていたのでそれは良かった」と周囲を笑わせた。

 往年の150キロを超える剛速球はないが、130キロ台後半の直球でも切れ味抜群。4回の3者連続を含む計6三振。「今年はもうそろそろ引き際だと思っていたので(自分の力を)確かめたい部分もあった。優勝してみんなで喜びたい」と最後まで冗舌だった。

 ▼ロッテ・長嶋打撃コーチ(西武先発の石井について)一時期、球威が落ちてたことがあったけど、きょうは直球に力があった。

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2012年9月2日のニュース