黒田 また援護なし…粘投実らず10敗目

[ 2012年9月2日 06:00 ]

<ヤンキース・オリオールズ>6回1死、ハーディーに本塁打を浴び、苦痛の表情を見せるヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース6―1オリオールズ

(8月31日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田が8回1/3を8安打4失点の粘投も実らず10敗目。オリオールズとの首位攻防3連戦の初戦を落とし、2ゲームに縮められた。

 「ホームランが痛かった。ゲームの展開上、2本とも大きかった」

 2回に犠飛で先制を許し、なおも1死二塁。レイノルズにカウント2ボールから、内角高めのシンカーを左翼席に運ばれた。速球を狙い打たれた形で6回にもハーディに左越えソロと流れを呼び込めなかった。

 4試合連続で8回以上を投げたが、打線の援護もなく、またも13勝目はお預け。「(援護は)自分でコントロールできない。失点を減らしていくしかない」と黒田。7月18日に2位に10ゲーム差をつけていたヤンキースが正念場を迎えた。

続きを表示

この記事のフォト

2012年9月2日のニュース