新4番大爆発!ミレッジ全6打点 広島を追走2差

[ 2012年9月2日 06:00 ]

<ヤ・中>初回1死一、二塁 ミレッジ(中)は、先制の3ランを放ち比屋根(右)、藤本に出迎えられる

セ・リーグ ヤクルト6-2中日

(9月1日 神宮)
 ヤクルトの新4番・ミレッジが一発を含む6打点の大暴れ。チームの全得点を叩き出した。「4番はチャレンジ。最高の気分だよ」と声を弾ませた。初回1死一、二塁で岩田から先制の左越え20号3ラン。さらに1点差に迫られた7回2死満塁では、ソーサから左中間へ走者一掃の左中間二塁打。4番は米国マイナー時代に1度経験したことがあるが、6打点は米国時代を含めてもプロ初めてだ。

 4番を務めていたバレンティンが右臀部(でんぶ)、畠山が右脇腹の肉離れで離脱中のため、31日の中日戦(神宮)から小川監督に4番に指名された。「畠山さんが抜けたので、その穴を埋めるように自分が点を取ってやろうと思っていた」と話す。小川監督は「ミレッジさまさま」と新4番に最敬礼。3位・広島とはまだ2ゲーム差。新主砲のバットでスパートをかける。 

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2012年9月2日のニュース