阪神、藤浪に一本化!「競合覚悟で」藤川以来の高校生1位

[ 2012年9月2日 06:00 ]

<台湾・日本>ネット裏で戦況を見つめる阪神・山本スカウト

 ついに決めた。阪神は最速160キロ右腕の大谷(花巻東)もドラフト1位候補に挙げていたが、ここに来て方針を一本化。球団首脳は「(1位は)藤浪君に決めた。もちろん大谷君もいい投手だけど、競合覚悟で地元・大阪出身の藤浪君で行く」と明言した。

 近年は大学や社会人の即戦力投手の1位指名が通例。しかも他球団との競合を避ける消極的なドラフトが目立った。だが、主力の高齢化が進み、FA補強の失敗も重なって今季は5位に低迷。生え抜きが育たない現状もあり、若手育成を最重要課題に掲げていた。

 ドラフト戦略も見直され、白羽の矢を立てたのが153キロ右腕。大学・社会人と高校生の分離ドラフトを除けば、98年の藤川以来の高校生1位指名となる。実力に加え、地元・大阪出身という要素も大きな決め手。今大会でも密着マークを続けている山本宣史スカウトは「さすがは春夏連覇の投手。国際舞台でも堂々と投げられている点も評価できる」と最大級の賛辞を贈った。

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