日本ハム 斎藤で連敗ストップ 7回2失点で4勝目

[ 2012年5月4日 17:24 ]

<日・オ>オリックス戦で先発した日本ハム・斎藤

パ・リーグ 日本ハム9―2オリックス

(5月4日 札幌D)
 日本ハム先発の斎藤は初回こそ制球難でピンチを招いたが、スライダーを中心に要所を締め、7回9安打2失点、2四球でリーグトップに並ぶ4勝目。チームの連敗を4でストップした。

 初回、斎藤は先頭の梶本に右翼線を破る二塁打、続く2番・大引に四球を与えて無死一、二塁のピンチを招いたが、続く後藤、李を内野フライ。4試合連続本塁打中の5番バルディリスをアウトコース低めの変化球で空振り三振に斬り、無失点で切り抜けた。

 2回、「先に点を与えたくなかった」という斎藤は、変化球を中心に打たせて取る本来の投球。3者を7球、すべて内野ゴロで打ち取った。

 3回も2死から大引に内野安打を許したが、安定した投球でリズムを作った。

 5点の援護をもらった直後の4回、先頭の李に中前打、6番・日高に左前打を浴び1死一、二塁となったが、斎藤は慌てずストライクゾーンで勝負。川端、鈴木の下位打線を危なげなく打ち取った。

 勝利投手の権利をかけた5回、2死からこの日2つ目の四球で走者を出すも、後続をしっかりと抑え、5回まで4安打2四球無失点と上々の投球内容。

 味方打線の中押しで8点リードの6回もマウンドに上がった斎藤は、先頭の李に左前打、続くバルディリスに左二塁打で無死二、三塁のピンチ。川端の内野安打の間に1点を失った。

 球数が100球を超えた7回、この回も先頭打者の9番・森山に一塁内野安打で出塁を許すと、1死一塁から大引に右中間二塁打を浴び2失点目。この回でマウンドを降りた斎藤は「調子は悪くなかったが、四球が課題」と反省を口にした。

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2012年5月4日のニュース