稲葉 宮本と「本当に縁」…風邪こじらせた時の看病にも感謝

[ 2012年5月4日 19:58 ]

1995年度新入団選手発表で、野村克也監督(前列右)と手を合わせる(後列左から)ドラフト3位の稲葉篤紀内野手(法大)、同1位・北川哲也投手(日産自動車)、同2位・宮本慎也内野手(プリンスホテル)、同4位・吉元伸二外野手(三菱重工長崎)。
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ヤクルト・宮本 2000本安打達成

 4月28日に通算2千安打を達成した日本ハムの稲葉は、ヤクルトに同期入団した宮本の大台到達に感慨深げだった。同じ1976試合目で節目に達し、さらに自身が通算250本目の本塁打を放ったのと同時刻に決めたことで「本当に縁を感じた。これからも一緒に、野球界を盛り上げていきたい」と喜んだ。

 前日3日に無安打だった宮本から「勝負弱いわ」とメールがきたというが、稲葉は神宮で決めると確信していたという。プロ1年目の1995年の日本シリーズで宿舎が同室だった。稲葉が風邪をこじらせてしまった際に「すごく看病してくれた」と当時を振り返った。

 ▽日本ハム・稲葉篤紀外野手の話 試合数が一緒ってなかなかないこと。本当に縁を感じた。今でもチームを引っ張っているし、見習わなくてはいけないところがいっぱいある。

 ▽日本ハム・栗山英樹監督の話 稲葉と全く同じで、野球をどういうふうに取り組んでいかなければいけないのか、野球人全員に教えてくれた。ありがとうございますという思い。感謝の念しかない。

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