阪神 金本2年ぶり4番も実らず…屈辱の1安打負けで借金生活

[ 2012年5月4日 18:16 ]

2回巨人無死、実松の打球を左翼手金本が失策

セ・リーグ 阪神0-4巨人

(5月4日 甲子園)
 阪神の和田監督は不振の新井貴に代え、好調の金本を2010年6月13日以来となる4番に据えたが、わずか1安打でこの9連戦に入って実に5度目の無得点試合。8試合連続2得点以下は球団ワースト10試合連続に次ぐ記録で、監督は「自分の力以上のものを発揮しようとし過ぎている。チーム全体で考えていかないと」と厳しい表情で話した。

 苦手の杉内から放った安打は4回の鳥谷の1本だけ。金本は3打席ノーヒット。2回には失点に絡む失策を犯し、攻守にさえなかった。

 今季最多の観衆を集めた本拠地で、10年8月以来の5連敗を喫し、今季初めて借金を抱えた。指揮官は「上向くと信じてやっていきたいと思う」と自らに言い聞かせるように語った。

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2012年5月4日のニュース