亀井 骨折転じて本塁打!?言われちゃった「折れていた方が打つな」

[ 2012年5月4日 08:40 ]

<巨・広>8回2死、勝ち越し本塁打を放つ巨人・亀井

セ・リーグ 巨人4-3広島

(5月3日 東京D)
 追い込まれて力を発揮する。それを表す「亀井+骨折=本塁打」の方程式がチームに浸透している。

 4月8日の阪神戦(甲子園)で顔面死球を受けて骨折した鼻骨はまだ完治していない。昨年も5月14日広島戦(マツダ)で1号ソロを含む猛打賞。試合前の内野ノックでボールが当たって右手薬指を骨折していた。「実はその何年か前にも、肋骨にひびが入ったまま試合に出て、ホームランを打ったことがあるんです」。今春キャンプ、ノックの打球を右人さし指に当て痛がる亀井をあるコーチが、なぜか笑って見ていた。「選手もコーチも“折れていた方が打つな”って言うんです」。それなら、しようがないか。

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2012年5月4日のニュース