最後は見逃し三振!杉内「甲子園のおかげ」で虎封じ

[ 2012年5月4日 17:35 ]

<神・巨>阪神を完封した杉内を迎える巨人・原監督

セ・リーグ 巨人4―0阪神

(5月4日 甲子園)
 巨人先発の杉内が移籍後初の完封。「いつも立ち上がりが悪いので。初回から飛ばした」と阪神打線をわずか1安打に抑える快投で4勝目を挙げた左腕は、お立ち台で会心の笑みを見せた。

 「すごく良かった」という直球とチェンジアップで、鳥谷に中前打を許した4回、藤井彰を歩かせた9回以外はすべて3者凡退。「大胆にいけた」と話したように、ストライク先行の投球で優位なカウントをつくり続けた。「投げやすい甲子園で、すごく好きなマウンドなので、そのおかげだと思う」と杉内。9回は四球から2死三塁のピンチを迎えたが、最後は代打・関本を直球で見逃し三振に抑えた。

 「勝たなければいけない。それだけを考えてマウンドに上がった」と強い気持ちでチームを連勝に導いた杉内。原監督も「安心して見ていられた」と勝利にご満悦だった。

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