守護神・薮田ヒヤヒヤも…ロッテ連敗11で止めた

[ 2011年9月30日 06:00 ]

<オ・ロ>9回2死三塁、中前適時打を放った角中(左)を迎えるロッテナイン

パ・リーグ ロッテ4-3オリックス

(9月29日 京セラD)
 ロッテはヒヤヒヤの勝利で連敗を11で止めた。3点リードの9回に抑えの薮田が1点差に迫られ、なお1死二、三塁。後続を何とか抑え、9月11日以来の白星に西村監督は「なかなか簡単には勝てないね」と安どの表情を浮かべた。

 初回にカスティーヨが先制の中前打。3回には今江が中犠飛、井口も左翼フェンス直撃の適時二塁打で2点を加えた。序盤にクリーンアップがそろって打点を挙げ、井口は「初回の先制点でベンチの雰囲気も変わった。みんな必死で戦っている」とうなずいた。18日に瀬戸山隆三球団社長、石川晃球団運営本部長が今季限りでの退任を表明。チームが揺れたが、今江は「僕らはグラウンドで結果を出すだけ」と前を向いた。残り16試合、昨季の日本一チームとして意地を見せる。

 ▼ロッテ・上野(8回2安打1失点で4勝目)思い切って投げる気持ちだった。(チームは11連敗中で)登板前日から今までにないぐらい胸が苦しかった。その重圧がいい方向に出てくれました。

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2011年9月30日のニュース