黒田 残留か広島か…涙ながらにシーズン振り返る

[ 2011年9月30日 06:00 ]

ナ・リーグ ドジャース7―5ダイヤモンドバックス

(9月28日 アリゾナ)
 ドジャースの黒田が勝利数、投球回、防御率など自己最高の成績を残した4年目を終え「自分なりに満足はできた。これだけできるとは思っていなかった」と、涙を拭いながら振り返った。

 残留か移籍、広島復帰かで揺れる中、試合後には多くのチームメートに「来年また会おう」と声を掛けられた。コレッティGMと会談した際には「来年も待っている」と言われたといい、「それが一番ね…」と1分以上、言葉を詰まらせていた。今後については「現段階で考える余裕はない。(米国でプレーしない)可能性はゼロではない」とした。

 ▼インディアンス・福留 いろんなことがあった。トレードは米国でしか経験できなかったことかもしれない。(来季は)まだ終わったばかりで何も考えていない。

 ▼エンゼルス・高橋 9月は良かったし、来年につながる投球ができた。来季はどこで投げるか分からないが、対応できるようにオフに頭の整理、データの整理、体のケアと全ての整理をしたい。

 ▼メッツ・五十嵐 最後の方は新しい球種(スライダー)も投げることができて、ステップアップしていると分かるシーズン。(2年契約を終え)契約についてはエージェントと話し合う。

 ▼ツインズ・西岡 目標が1つもクリアできなかった。悔しい1年。人生の財産にはなった。こちらの野球に適応するスタイルをつくっていきたい。

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2011年9月30日のニュース