回答期限来たけれど…日本のWBC参加は今後も受け付け

[ 2011年9月30日 19:31 ]

 2013年開催の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の大会主催者である米大リーグ機構(MLB)アジアのジム・スモール副社長は日本の参加について回答期限と通告している30日、東京都内で取材に応じ、10月以降も日本の参加表明を受け付ける意向を示した。一方で、日本不参加を想定した代替チームや、東京に代わる1次ラウンドの開催地を模索していくことを明らかにした。

 スモール副社長は「9月30日は絶対的で最終的な締め切りと考えていない。ドアは開け放たれたままだ。代わりのチームや開催地が最終的に決まるまで日本は参加表明していい」と話した。

 日本野球機構(NPB)や12球団、日本プロ野球選手会は、過去2大会は主催者の収入だった日本代表のスポンサー料などの権利をNPBに渡すよう要求しているが拒否されており、現時点で参加表明していない。NPBはこの日、選手会との意見調整が進んでいないことなどを理由に交渉継続を望む意向を伝えた。スモール副社長は「交渉は今後はないと考えているが、話し合いは続けていけると思っている」との言い回しで協議を続けていく考えを示した。

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