成瀬、3年連続10勝も「やはり僕は持ってない」

[ 2011年8月31日 06:00 ]

<ロ・日>今季4度目の無四球完投した成瀬

パ・リーグ ロッテ5―3日本ハム

(8月30日 QVC)
 成瀬の最速は139キロだった。135球中、半分以上の74球が直球。球速は出なくても抜群の制球力で日本ハム打線を翻ろう。今季4度目の無四球完投で、ロッテの左腕では4人目の3年連続2桁勝利を達成した。

 「いつも通り球は遅い。でもコントロールが良かった。自分はコントロールで勝負しないと。その中で3年連続2桁勝てたのはいいこと」

 2回無死一塁で二岡を135キロ直球で空振り三振。4回2死、中田を空振り三振に仕留めた直球も135キロだった。スピンが利いているから手元で伸びがあり、球の出どころが見えにくいフォームもあって打者は反応が遅れる。「振り遅れていたから球がいっていると確認できた」。今季初バッテリーの田中と直球中心の配球で押し切った。球団通算3999勝に「4000勝じゃないので、やはり僕は持ってない」と苦笑いだが、通算12度目の無四球完投は現役2位。誰にも負けない武器を持ったエースが、チームの逆襲に弾みをつけた。

 ≪2年連続4度以上は40年ぶり≫成瀬(ロ)が無四死球完投で10勝目。敗戦も含めた無四死球試合は、今季4度目で通算12度目。現役では三浦(横=14度)に次ぎ、岩隈(楽=11度)を抜く単独2位に浮上した。また、成瀬は昨季も4度記録。2年連続4度以上は88、89年キーオ(神)以来。ロッテでは70、71年木樽以来40年ぶりとなった。

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