イチロー“地元の英雄”に並ぶも「どうでもいいね」

[ 2011年4月15日 12:43 ]

ロイヤルズ戦の3回、遊撃への内野安打を放つマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチロー外野手は14日、カンザスシティーでのロイヤルズ戦に「1番・右翼」で出場し、4打数2安打だった。内容は遊飛、遊撃内野安打、中前打、遊ゴロで打率は2割6分4厘。チームは八回途中で降雨コールドゲームとなり、1―5で敗れた。

 イチローが2安打を放ち、カウフマン・スタジアムでの連続試合複数安打を9に伸ばした。8試合連続とした昨季の時点で、ロイヤルズ以外の選手としては最長記録。この日の2本で、地元の英雄ジョージ・ブレットに並んだ。

 三回、センター返しが投手のグラブに当たり、遊撃手がフォローしたものの、一足先に一塁を駆け抜けた。五回には球足の速いゴロで中前打して記録を達成した。

 ただ、イチロー本人は「どうでもいいね」と興味を示さない。「そんな(細かい)こと選手は知らないんじゃない。広報の人とかなら知っているんだろうけど」。チームが完敗したこともあり、冷めた口調で「どうでもいい」を繰り返していた。(共同)

続きを表示

2011年4月15日のニュース