現在“無所属”の横浜元助っ人　打線次第で勝ち星稼げる

横浜が再入団テストを行うことになったランドルフ

　横浜が、昨季まで在籍していたスティーブン・ランドルフ投手（３６）の再入団テストを近日中に行うことが１４日、分かった。

　東日本大震災の影響で帰国したリーチはその後、地震の恐怖などから再来日を果たしていない。球団ではリーチに復帰の道を残しているが、今後の動向が不透明なことから、ランドルフのこれまでの実績を評価して入団テストの実施を決断。ランドルフは現在どの球団にも所属せず米国で調整を続けている。

　ランドルフは５月で３７歳。日本での２年間は２４試合で７勝１１敗、防御率３・３９。荒れ球が特徴で安定感に欠ける左腕だが、打線の援護がなく負けたことも多く、現在好調の生まれ変わった横浜打線ならば、勝ち星が増える可能性はある。