激走!猛烈スライディング!「村田が走れるなら俺も、と思うでしょう」

[ 2011年4月15日 07:47 ]

横浜7―1中日

(4月15日 横浜)
 今季、横浜の4番は目の色が違う。四回のシーンが象徴的だった。左前打で出塁した村田は、次のハーパーの中堅を越える当たりで迷わず三塁も蹴って疾走。タッチをかいくぐって猛烈に滑り込むと、球審の両腕が左右に広がった。「僕自身、感動した」という気迫の激走。生還後、容易に立ち上がることすらできないキャプテンの姿にベンチの盛り上がりは最高潮に達した。

 11年ぶりの開幕カード勝ち越し。そのチームの中心にキャプテンマークを付ける村田がいる。走るイメージからは程遠いだけに「村田が走れるなら俺も、と周りは思うでしょう」。積極的なプレーでチームを引っ張ろうとする決意がにじんだ。

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2011年4月15日のニュース