浅尾が、岩瀬が…オレ竜勝利の方程式崩れた

[ 2011年4月8日 06:00 ]

<中・ヤ>9回、同点に追いつかれガックリ引き揚げる岩瀬

練習試合 中日4―4ヤクルト

(4月7日 ナゴヤD)
 開幕前最後の実戦で中日の勝利の方程式が崩れた。ヤクルトとの練習試合3連戦(ナゴヤドーム)の最終戦となった7日、1点リードで迎えた9回に登場したのは岩瀬。しかし1死後に田中に中前打を浴びると代走の三輪に二盗を許す。2死二塁となった場面で、浜中には左前にはじき返され、同点に追いつかれてしまった。

 オレ竜の守護神には今季、日本プロ野球界では前人未到となる通算300セーブの記録がかかる(現276セーブ)。3月29日の阪神との練習試合(京セラドーム)で1失点したのに続く連続失点。4月12日の開幕・横浜戦(横浜)を前に不安を残した格好だが、13年目のベテランはまったく動じていなかった。「悪いところが見つかったので、修正していくだけ。処理できると思っています」と笑顔をのぞかせた。

 守護神の前の8回に登場した浅尾も状況は同じだ。ボールが先行し1死一、二塁のピンチを辛くもしのいだ。「上半身だけで投げている感じ。狙ったところにいきませんでした」と現状を分析したものの、「少しのところだし何とかなると思うので」と見通しを口にした。

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2011年4月8日のニュース