相手には恨み言なし「ぼくでもああいうスライディングをした」

[ 2011年4月8日 10:10 ]

ヤンキース戦の7回、併殺阻止を狙った一走スウィシャーと交錯、倒れ込み顔をしかめるツインズ・西岡
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ツインズ3―4ヤンキース

 あこがれのメジャーの舞台に立ってわずか6試合目。下腿部の腓骨骨折でDL入りしたツインズの西岡は「最悪ですね」と松葉づえ姿で苦笑いを浮かべた。

 人生で初めての骨折。「残念なことだし、チームにも申し訳ない」と唇をかんだ。ただ、相手の攻撃には「当たり前のプレー。ぼくが走者でも、1点差だったので、ああいうスライディングをしていたと思う」と恨み言はなかった。

 無念さには別の理由もある。東日本大震災に胸を痛め「少しでも元気を与えられるように懸命にプレーする」と誓っていた。復帰まで時間がかかる可能性はある。「僕も負けないように、日本のみなさんと頑張っていきたい」と気丈に話した。(共同)

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