慎之助の代役、ガッツ主将…原監督が指名

[ 2011年4月8日 06:00 ]

巨人の練習でキャッチボールする小笠原。阿部不在の中、主将を務める

 巨人の小笠原道大内野手(37)が、右ふくらはぎの負傷で離脱した阿部慎之助捕手(32)の代役として12日の開幕から暫定的に主将を務めることになった。原監督から正式な通達を受けたのは、6日の阪神との練習試合(相模原)前のミーティング。この日は川崎市のジャイアンツ球場で練習を行い「状況が状況。慎之助が戻ってくるまでしっかりやりたい」と意欲を示した。

 小笠原は日本ハム時代の03~05年に主将を務めた経験があり、今回は6年ぶりの大役。阿部が復帰するまでの暫定的な措置とはいえ、移籍選手の主将は、06年の小久保(現ソフトバンク)以来5年ぶりとなる。07年から主将を務める阿部は5日の阪神との練習試合(相模原)で負傷。肉離れとみられ、復帰は6月までずれ込む可能性もあり、原監督は「慎之助が戻るまではガッツ(小笠原)。主将代行?それは失礼でしょう」と期待した。

 12日のヤクルトとの開幕戦(宇部)からは右袖に主将のマークが入ったユニホームを着用する。通算2000安打まで11に迫っている小笠原は、バットで、背中で、そして声でもチームを引っ張る。 

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2011年4月8日のニュース