最後はフォークで仕留めた 上原、貫禄の三者凡退締め

[ 2011年4月8日 11:47 ]

オリオールズ9―5タイガース

 オリオールズの上原浩治投手は7日、ボルティモアでのタイガース戦で9―5の9回に4番手で登板し、1回を三者凡退に仕留めた。勝敗やセーブは付かなかった。

 上原は貫禄の投球だった。4点リードの9回にマウンドへ上がり、真っすぐ中心で押した。テンポよくアウトを重ね、最後はこの日投げた唯一のフォークで空振り三振を奪って試合を締めた。

 チームは前夜に開幕からの連勝が4で止まったが、この日は3度もリードを奪われながら7回に5点を奪っての逆転勝ち。上原は「今までならずるずるいっていた」と満足そう。自らの好調ぶりを自覚する右腕は、連投について「いきたい気持ちはあるけれど、まだ4月なので、焦らず、慌てずに」と長いシーズンを見据えていた。(共同)

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2011年4月8日のニュース