宮城県出身の中日の小山 特別な思い胸にプレー

[ 2011年4月2日 20:27 ]

チャリティー試合 中日0―3巨人

(4月2日 ナゴヤD)
 東日本大震災で被害を受けた宮城県出身の中日の小山が途中出場した。

 八回の守備でマスクをかぶると、スタンドからひときわ大きな歓声が起こった。九回2死一、二塁の打席では空振り三振に倒れたものの「頑張れ、と声を掛けてもらえるとうれしい」と話した。

 震災で宮城県石巻市に住んでいた祖父を亡くした。「野球をやることに変わりはないが、ことしは頑張らないといけないという思いはある」と言う。小山は特別な思いを胸に、プロ6年目のシーズンに挑む。

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2011年4月2日のニュース