西岡ホロ苦初陣…指揮官は意に介さず「神経質になっていた」

[ 2011年4月2日 12:48 ]

ブルージェイズ戦の1回、スナイダーの強い打球をはじくツインズ・西岡

ツインズ3―13ブルージェイズ 

 西岡のメジャーデビュー戦はホロ苦い結果に終わった。1回の守備。一塁走者がけん制に引っ掛かって飛び出し、挟殺プレーとなったが、西岡は球を持ちすぎて一塁への送球が遅れ、帰塁を許した。2死二塁ではゴロをはじく痛恨の失策。取るべきアウトを取れず、チームはいきなり4点を献上した。

 開幕前は米紙に「二遊間が成功の鍵になる」と堅守を評価されていたが、まさかの初陣。西岡は「最初からああいうプレーをすると流れが向こうに行く。僕がチームのリズムを崩してしまったと反省している」と振り返った。

 6回には得意の内角速球を素早い軸回転で引っ張り左前へ。あこがれの舞台で初安打を記録したが、「ヒットが1本出たことはほっとしたけど、チームが勝たないと意味がない」と試合後も表情は厳しかった。

 ガーデンハイアー監督は「少し神経質になっていた。ヒットも打ったし、良くなっていくだろう」と、大事と捉えなかった。西岡も「まだ161試合あるので、取り返していけるように、また頑張っていきたい」と切り替えた。(共同)

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