球団売却でも横浜に残って…市長「市として支える」

[ 2010年10月4日 18:38 ]

 横浜市の林文子市長は4日、球団売却の動きが明らかになったプロ野球の横浜ベイスターズについて「新しいオーナーがどこになるかは分からないが、安定的な経営ができるよう、市として支える」と述べ、本拠地が横浜市に残れば経営を支援する考えを示した。

 具体的な支援方法については「(横浜スタジアムを管理運営する会社の)株主として、市が手伝えることがあれば」と話し、経営を圧迫しているとされる球場使用料の見直しを示唆した。
 市によると、ベイスターズの若林貴世志オーナーと加地隆雄球団社長が同日午前、市長を訪問。経緯を説明した上で、本拠地を横浜市に残したい意向を示した。市長は「必要なら、わたしが交渉相手と会って(球団が横浜に残れるよう)お願いしたい」と伝えたという。

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2010年10月4日のニュース