売却交渉は合意間近…横浜・若林オーナーが見解

[ 2010年10月4日 22:48 ]

 親会社のTBSホールディングスが住宅設備大手の住生活グループへ球団を売却する動きが表面化したプロ野球横浜ベイスターズの若林貴世志球団オーナーは4日、東京都内で取材に応じ、売却交渉について「(合意まで)結構きているんじゃない」と交渉が合意間近であるとの見解を示した。

 同オーナーは、この日の交渉では「具体的な進ちょくはない」としながらも「そんなに時間はかからないと思う」とも話した。一方、住生活グループの中堅幹部は「(球団の)財務や営業状況などの精査に時間がかかるが、今月いっぱいで買収できるかできないか、お話ししたい」としている。
 住生活グループ側に要請している、本拠地を引き続き横浜に置くことについて、若林オーナーは「プロ野球のことをお互い理解し合ってやっている。フランチャイズどうこう、というのはない。(本拠地継続を)受け入れてくれるでしょう」と見通しを語った。
 また、この日の午前中に本拠地の横浜スタジアムがある横浜市の林文子市長を訪問した同オーナーは「こちらから、誠意を伝えに行った」と説明した。

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2010年10月4日のニュース