西武の工藤が戦力外に…海外含め現役続行を希望

[ 2010年9月27日 19:23 ]

西武の今季ホーム最終戦後に行われたセレモニーで、客席を見上げる工藤

 プロ野球現役最年長の西武の工藤公康投手(47)が、来季の戦力構想から外れていることが27日、分かった。関係者によると、現役続行を希望しており、国内からのオファーがなければ、海外も視野に入れて移籍先を探す。すでに球団の意向は工藤にも伝わっており、リーグ戦終了後に正式に発表される見込み。

 今季から16年ぶりに古巣に復帰した工藤は、左ひじ痛などで出遅れたが、7月18日に1軍初昇格。20日のソフトバンク戦に登板して実働年数を29とし、自身の持つプロ野球最長記録を更新した。8月28日に2軍に降格してからは1軍での出番はなく、10試合で0勝2敗、防御率10・50だった。通算成績は635試合に登板して224勝142敗3セーブ。

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2010年9月27日のニュース