摂津「やってみたい」来季は先発転向へ

[ 2010年9月27日 08:29 ]

祝勝会で喜びを爆発させる摂津

 【ソフトバンクV】摂津、B・ファルケンボーグ、馬原によるソフトバンク「勝利の方程式SBM」も優勝の原動力となった。そろい踏みした試合は今季、29勝3敗2分けの勝率・906。32セーブを挙げ、7年目で初Vを味わった守護神・馬原は「入団してから優勝がなかったので、優勝して良かった」と会心の笑みだ。さらに摂津が「2人がいるので、自分は任された回をしっかりやるだけです」と話せば、助っ人右腕も「優勝はみんなが頑張った結果だ。(摂津、馬原は)頼もしいよ」と声を弾ませた。加えて今季は新人王有力候補の甲藤、左右両打者とも苦にしない森福が台頭。12球団一の救援陣だった。

 豊富なリリーフ陣と先発不足の事情から、史上初の新人から2年連続70試合登板を達成した摂津は、来季は先発転向する可能性が高い。本人も「プロの世界に入って先発をやってみたい気持ちもあります」と前向きだ。

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2010年9月27日のニュース