真弓監督M8点灯も「そんなマジック、全然意味ない」

[ 2010年9月27日 18:08 ]

 阪神の真弓監督は27日、全体練習終了後に言った。「そんなマジック、全然意味ないだろう」。26日に中日と巨人が敗れ、2位の阪神に点灯した優勝へのマジックナンバーは「8」。しかし、依然として優勝に一番近いのは中日だ。厳しい状況を意識した上でのひと言だった。

 首位中日とのゲーム差は2。中日が残り1試合に負けたとしても、阪神は残り9試合を最低でも7勝2敗としなければ勝率で上回れない。もし中日が勝てば、8勝1敗と条件はさらに厳しくなる。だが唯一、自力優勝の可能性を残しているのも事実。真弓監督は「やることは一緒」と一戦必勝の構えを強調した。
 パ・リーグではソフトバンクが劇的な逆転優勝を飾った。古巣の優勝に城島は「知っている選手もいるし(監督の)秋山さんも一緒にやった。励みになる」と笑顔で話し「野球は終わるまで分からない。だから楽しいんだと思う」と続けた。
 28日からは0・5ゲーム差で3位につける巨人と甲子園で2連戦。西村ら中継ぎ陣を減らし、打撃が持ち味の桜井を合流させた。これまでの打ち勝つ野球を貫く。優勝へのラストスパート。まずは巨人をたたき、勢いをつけたい。

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2010年9月27日のニュース