日本ハム「夢の続きがある」劇的勝利で3位浮上

[ 2010年9月27日 06:00 ]

9回、サヨナラ打を放った糸井(右から2人目)はナインとともに歓喜のジャンプ

 【日本ハム4-3西武】日本ハムが劇的なサヨナラ勝利で3位に浮上した。

 同点の9回1死一、二塁から日本ハム・糸井が左翼フェンスを直撃する二塁打を放ち、CS進出に望みをつないだ。「自分自身で決めてやろうという気持ちだった。きのうは僕のミスで負けたので…」
 25日のソフトバンク戦(札幌ドーム)はバントを失敗。さらに9回1死一、二塁で二ゴロ併殺に倒れるなど、杉内の完封をアシストする結果となった。だからこそ、無死一、二塁で4番の小谷野がバントを失敗した直前のミスをカバーしようと必死だった。ベンチでは小谷野が犠打を成功させれば、糸井が敬遠で歩かされることを想定していただけに梨田監督も「ケガの功名だったね」と苦笑いだ。
 残りは28日のオリックス戦(京セラドーム)の1試合。試合後の本拠地最終戦セレモニーで指揮官は「夢の続きがある」と宣言。3位を死守してリーグ連覇を逃した借りを返すと誓っていた。

 ▼森本(日本ハム)通算1000試合出場 26日の西武最終戦(札幌ドーム)で達成。プロ野球439人目。初出場は00年8月2日の西武戦。

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2010年9月27日のニュース