イチロー絶妙バント!184安打で両リーグ単独首位

[ 2010年9月12日 06:00 ]

<エンゼルス・マリナーズ>三回二死走者無し、捕前にバントを決め一塁へ走るマリナーズ・イチロー

 【マリナーズ3―4エンゼルス】マリナーズ・イチローは3回に11試合連続安打となるバント安打を決め、今季184安打で両リーグ単独トップに立った。

 3回2死走者なしから、三塁線に絶妙に転がし、悪送球を誘い、二塁まで進んだ。これでメジャー通算2214安打(歴代167位タイ)とし、56試合連続安打の大リーグ記録を持つジョー・ディマジオ(元ヤンキース)に並んだ。ただ6打席立ちながら安打はこの1本で、チームも今季11度目のサヨナラ負け。ディマジオに並んだことに対し「ご報告ありがとうございます」とだけ答え、それ以上は語らなかった。

 ≪米番組で独特の野球観を語る≫今月末に全米でテレビ放映される大リーグのドキュメンタリー番組「テンス・イニング」の先行試写会が10日、ニューヨークで行われた。イチローは「大リーグの国際化」の章に登場。番組の中で「野球は僕自身をつくり上げてくれるもの。オオカミの子どもは最初に見たものを親と思うらしいが、僕にとって(野球は)そんな感覚かもしれない」と、独特の野球観を表現している。

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2010年9月12日のニュース