大隣7回9K無失点!ホークス連敗ストップ

[ 2010年9月12日 15:58 ]

救援した馬原(右)から祝福され、笑顔のソフトバンク・大隣

 【ソフトバンク2―0日本ハム】負ければさらに優勝が遠ざかる一戦で、今季不振にあえいだ左腕がチームの連敗を止めた。ソフトバンクの大隣が7回を2安打無失点。「チームの勝ちに貢献することだけを考えた。きょうは出来過ぎ」と、吹っ切れたように笑顔が広がった。

 切れのある変化球で空振りを奪い、右打者の内角には思い切りよく速球を投げ込む。「四球を出すなら、打たれた方がいいと開き直った」。五~六回の4連続など今季最多に並ぶ9奪三振。無四球とテンポも良く、2本の安打の後はともに次打者を併殺打に仕留めた。
 復調のきっかけを「先発として最低限のことを、と切り替えられたのがいい方向に向いている」と語る。次回は18日からの西武3連戦で登板予定。「任されたところで結果を出すしかない」と奮闘を誓った。

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2010年9月12日のニュース