簡単じゃなかった…南陽工「甲子園は怖い」

[ 2010年8月9日 11:03 ]

初戦敗退しうなだれる南陽工ナイン

 【南陽工1―2中京大中京】そんなに甘くはなかった。相手の攻撃をしのいでしのいで、ようやくつかんだ先制点。前年全国制覇の名門相手に勝利がチラッと見えかけた南陽工だが、逆転され1点差に泣いた。

 「無念です」と絞り出すように話した山崎監督。エースの岩本には「終盤へばってもいいから飛ばしていけ」と指示。期待に応え6回まで無得点に抑えたが、7回に初めて浴びた長打1本と守備の乱れが勝敗を分けた。
 「1点取って逃げ切れるかなと、ふと思ったことがすきにつながった。甲子園は怖い。名門のチームは簡単に勝たせてはくれない」と山崎監督はあらためて大舞台で1つ勝つことの難しさを痛感していた。

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2010年8月9日のニュース