中田、あるぞ逆転新人王!パ・リーグ争い混とん

[ 2010年8月9日 06:00 ]

 今季パの新人王争いは開幕から打率・326、25盗塁と活躍したロッテ・荻野貴が独走していたが、5月下旬に右ひざの故障で長期離脱したことで混とんとしている。

 荻野貴の復帰状況にもよるが、中田が現在の勢いで20本塁打でもマークすれば一気に最有力候補となりそうだ。投手では中継ぎで5勝の日本ハム・榊原や、48試合に登板しているソフトバンク・甲藤らが候補。ただ例年の基準を考慮すると、野手、投手ともここから数字を伸ばさなければ「該当者なし」となる可能性もある。なおパで野手の新人王は、98年の西武・小関を最後に出ていない。
 
 ▼新人王資格 支配下選手に初めて登録されてから5年以内の選手で、投手は前年までに投球回数30イニング以下、打者は前年までに打席数60以下でなければならない。また、それ以前に外国のプロ野球に所属した選手は除く。

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2010年8月9日のニュース