悔やまれる初回…宇和島東12年ぶりの勝利ならず

[ 2010年8月9日 06:00 ]

肩を落とし引き揚げる宇和島東・山本

 【宇和島東0-3前橋商】宇和島東は上甲監督(現済美監督)が退いてから初の甲子園も、12年ぶりの勝利はならなかった。

 エース山本は初回1死から3連打で2失点。2回以降はスライダー主体で前橋商を封じただけに「初回は高めに浮いて、自分の思ったボールがいかなかった」と悔やんだ。昨夏に右肩を痛め、一時は外野手に転向した右腕。再三の美技を見せた守りに感謝しつつ「最初で最後の甲子園で中盤以降は自分の投球ができた」と話した。

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2010年8月9日のニュース