イチロー 157キロ撃ちも「発表することはない」

[ 2010年7月4日 11:09 ]

タイガース戦の3回に2打席連続の空振り三振に倒れ、肩を落としベンチへ戻るマリナーズのイチロー。捕手レアード

 マリナーズのイチロー外野手は3日、デトロイトでのタイガース戦に「1番・右翼」で先発し、4打数1安打だった。内容は空振り三振、空振り三振、左飛、遊撃内野安打、四球で打率は3割3分となった。チームは1―6で敗れた。

 イチローがリーグ屈指の本格派右腕、バーランダーに意地を見せた。1、2打席目と連続で空振り三振。第3打席も力のない左飛に倒れていたが、7回の第4打席に遊撃内野安打で何とか一矢を報いた。

 この打席では2ボールから、この日最速の157キロの外角直球を打った。中前に抜けそうな打球を何とか遊撃手がすくって送球したが、イチローは余裕で一塁に生きた。

 イチローはバーランダーに対し通算41打数15安打、打率3割6分6厘。これまでの対戦から感じることを問われたが「今は分からない。発表することはないですね」と短く話しただけだった。(共同)

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2010年7月4日のニュース