巨人連敗止めた!阿部キングタイ弾、由伸連発、ラミも続いた

[ 2010年7月4日 14:30 ]

<巨・神>2回巨人無死、阿部が左中間にソロを放つ。捕手城島

 巨人―阪神12回戦が4日、東京ドームで行われ、首位・巨人が10―2で大勝。阪神戦の連敗を5でストップした。

 首位決戦3連敗は避けたい巨人は1回、死球と松本の右前打で無死一、三塁とすると、3番・小笠原のセンターへの犠飛で1点を先制した。2回には先頭打者の阿部が「追い込まれていたのでセンター方向を意識した」と、フォッサムのスライダーをレフトスタンド上段へ。阪神・ブラゼルに並ぶ28号ソロで追加点を挙げると、中前打の長野を一塁に置いて、高橋の6月5日以来となる8号2ランが飛び出した。高橋は3回には2打席連発となる9号3ラン。「ラミちゃんが懸命に走ってサードまで行ったし、絶対還したかった。でも気負い過ぎずにミートすることだけを心掛けたよ」と振り返ると、「今は一打席一打席を大切に試合に臨んでいます」と2発5ランを喜んだ。

 巨人は5回、4番・ラミレスが阪神2番手・上園の外角ストレートをライトスタンドへ運ぶ27号ソロ。「最近は良い当たりが野手の正面を突くことが多かったけど、この打席はようやく野手がいない所に飛んでくれたよ」と笑顔で振り返った一撃で8―0とリードを広げた。巨人はその後も長野、松本の適時打で7、8回に1点ずつを追加。先発の東野は5回2/3を2失点で切り抜け、ハーラー単独トップの11勝目を挙げた。

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2010年7月4日のニュース