ホワイトセルV打!ヤクルト5連勝で4位タイ

[ 2010年7月4日 06:00 ]

<ヤ・中>8回2死一、二塁 ホワイトセルは、左中間へ勝ち越しの適時二塁打を放つ 

 【ヤクルト4―2中日】真の助っ人だ。同点の8回。2死一、二塁で、ヤクルトの新外国人のホワイトセルが初対戦の中日・浅尾の直球を待ってましたと振り抜いた。来日5試合目にして初の初球打ち。左中間を破る勝ち越し二塁打で2者が生還し、チームを今季最多タイとなる5連勝へ導いた。

 「あの場面で投げるのはいい投手に決まっている。真っすぐを狙っていた。カウントを悪くしたくないから先に仕掛けたよ」。来日初戦の6月26日阪神戦(神宮)で1号弾を放つ衝撃デビューを飾って以降、首脳陣は直球への対応を懸念していた。過去4試合は12打数5安打も、直球での安打は1本だけ。しかし、今回の決勝打に佐藤打撃コーチは「浅尾の直球をあのタイミングでしっかり打てるのなら大丈夫」とさらなる期待を寄せた。
 これでチームは4位タイに再浮上。「ホワイトセルさまさまですね」と聞かれた小川監督代行は「ホントですよ。ここという時に打ってくれる」と相好を崩した。新助っ人は合流後は負け知らずで得点圏打率は・500。ホワイトセル(白い天井)の名前通りに天井知らずの白星街道に貢献しそうだ。

 ▼ヤクルト青木(右前打で通算999安打)スリーナインですね。最後の打席は集中して記録は意識していなかった。

 ▼ヤクルト松岡(8回を1イニング無失点で今季2勝目)もう少し制球を良くして長打を食らわないように丁寧な投球をしていきたい。

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2010年7月4日のニュース