中継ぎ降格危機…川上それでも悲壮感なし

[ 2010年6月26日 15:50 ]

 開幕から9連敗と苦しむ米大リーグ、ブレーブスの川上が、今季初勝利を目指して26日(日本時間27日)のタイガース戦に先発する。内容次第では中継ぎ降格の可能性もあり、背水の陣で臨むマウンドとなる。

 故障者リストに入っている先発要員のジャージェンズが、練習に合流した。コックス監督は明言していないが、地元紙には「川上かメドレンが救援に回るのではないか」との報道も。そのメドレンは、25日の試合で6回2/3を1失点と好投した。状況は厳しい。

 もっとも「自分の首を絞めることになるし、先発にこだわる必要はない」と話す右腕に悲壮感はない。昨季は終盤にブルペンに回っており、北京五輪でも救援を務めた。「(持ち場を)動けるタイプなので、そうなったら準備をしないと」と割り切っている。

 22日が35歳の誕生日だった。年齢が変わって「流れも変わるのでは」と報道陣に聞かれると、明るい表情で「そうそう」。好投しても打線の援護に恵まれないことが多かったが、記念の日をきっかけに幸運を呼び込みたいところだ。(共同)

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2010年6月26日のニュース