信頼薄れた?松井秀 右投手への代打もなし

[ 2010年6月26日 10:56 ]

ロッキーズ戦で先発を外れ、ベンチから戦況を見詰めるエンゼルス・松井秀

 エンゼルスの松井秀喜外野手は25日のロッキーズ戦で5試合ぶりに欠場した。試合が延長戦にもつれたため、「後半は可能性があるところは準備していた」と言うが、最後まで出番はなかった。

 先発を外れた要因のひとつに今季、打率2割2厘と左投手を苦手にしていることが考えられた。だが、1点を勝ち越されて迎えた延長11回2死一、三塁の好機では右投手にもかかわらず右打ちの7番マシスがそのまま打席に向かった。

 試合後、松井秀には首脳陣からの信頼が薄れているのでは、との質問が飛んだが「それは感じない。実際にどう考えているかは知らないけど」。今後も特別なことをするつもりはない。「今まで通りにやる」ときっぱり話した。

 エンゼルスは延長11回、3―4で敗れた。(共同)

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2010年6月26日のニュース