松坂 17日ぶり復帰で粘投も6勝目ならず

[ 2010年6月26日 06:00 ]

<レッドソックス・ロッキーズ>1回、ゴンザレスに四球を与え顔をゆがめるレッドソックス・松坂

 【レッドソックス13―11ロッキーズ】右前腕の張りで故障者リスト(DL)入りしていたレッドソックスの松坂が、ロッキーズ戦で17日ぶりに復帰。「慎重にいこうとしすぎたかもしれない」と初回は制球が定まらず、37球を要して2点を失った。それでも、2回以降は粘り強く投げ、5回を5安打2失点でまとめた。打席では4回2死二塁で右前適時打。07年ワールドシリーズ第3戦で適時打を放った球場で、レギュラーシーズン初打点を記録した。

 試合前にはサッカー日本代表の戦いぶりに大いに刺激を受けた。キックオフはデンバーの午後0時半。前日は試合に集中するために「見ない」と話していたが、ホテルでテレビをつけると日本がリードの結果が目に入り、そのまま最後まで観戦してしまった。「同じ日本人アスリートとして誇りに思う。最高の気分で球場に来た」。自身は岡島ら救援陣が打ち込まれて6勝目はならなかったが、同じ背番号18の本田にも「応援したくなりますね。あれが噂のフリーキックですか」と興奮気味に話していた。

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2010年6月26日のニュース